設備・診察室のご案内
施設について
バリアフリー
メディアシップの一般駐車場4階とメディアシップ3階(当院のあるフロア)は直結していますので、車椅子やストレッチャーのまま診察室までお入りいただけます。
禁煙です
当院も含め、メディアシップは喫煙所以外は全館禁煙です。
プライバシーに配慮しています
診察室の会話内容が待合室などに漏れないよう、工夫してあります。
待合室が狭いのでなるべく早く診察室にご案内するよう努めています。
洗顔コーナー
お顔の皮膚トラブルは、原則としてノーメークで診察いたします。診察前にメーク(化粧)をおとすときは、こちらをお使いいただきます。
3つの診察室
造りの異なる、独立した小さな診察室を3つご用意して、プライバシーに配慮した診療を行います。
第1診察室
JTRAC(ナローバンドUVB照射装置)や炭酸ガスレーザーを、右側の収納から出して使用します。 全身の皮膚をみせていただくときは、ベッドのカーテンを引いてその中で服を脱いでいただきます。
第2診察室
廊下突き当りの右側です。顔や手足の診察・治療、採血に使います。厚くなった爪やタコ・ウオノメを削る装置もあります。
第3診察室
廊下の突き当たりの部屋です。スキコンでの水分量の測定やレビュー2、アンテラ3Dでの撮影ができます。
通常の診察で服を脱いでいただくときは、ベッドのカーテンを引きます。
電子カルテ
電子カルテ「ドクターソフト」
2001年の宮城県大河原町での開業時から「ドクターソフト」を使用しております。ソフトの使い勝手も、PCの性能も、年々良くなり、PCと「にらめっこ」しなくても診療はスムーズに進行していきますので、患者さんとの会話に時間を使いたいと思っております。
診断や記録のための機器
顕微鏡
真菌検査などで日常的に頻繁に使用します。
デジタルカメラ
必要に応じてデジタルカメラで臨床像を記録して患者さんご本人にお見せしながら、治療していきます。
ダーモスコープ
反射を抑えて皮膚深部まで観察できるようにした拡大鏡です。
必要に応じてダーモスコープを使用して皮疹をしっかり拝見します。
メグザメーター
肌の色の評価のために、黒色、赤色の強さを数字で定量化する計測器械です。
色素沈着や炎症の強さを客観的に評価できるので、経過をみるのに役立ちます。
スキコン SKICON-200EX
非侵襲的に(全く苦痛なしに)皮膚表層の水分量を知ることができます。
レビュー2 re-Beau2
一定の条件で、お顔の皮膚の鮮明な画像を記録することができる装置です。
紫外線写真がとれるので、かくれシミやポルフィリン(ニキビの原因菌による産物)の評価もできます。
シミやニキビや酒さ、アトピー性皮膚炎などの治療経過をみるのに適しています。
撮った写真は、タブレットでご覧いただけます。
アンテラ3D Antera 3D
一定の条件で画像を記録し、解析できる装置です。
メラニン色素や血色素、表面の凹凸を評価したり、経過をみたりすることができます。
顔以外の部位でも使えます。
肥厚性瘢痕やケロイドの治療経過をみるのにも活用しています。
撮った写真は、PCのモニターでご覧いただけます。
ワイヤレスエコー(超音波診断装置)
非侵襲的に(全く苦痛なく)皮下組織の状態を可視化することにより、診断と治療方針決定に役立ちます。
治療機器
セラビームUV308mini(光線治療器、エキシマライト)
治療に有益な波長の紫外線を必要なところにだけ集中して照射する治療法です。照射のために通院していただき、治療をしていきます。
難治性の白斑や円形脱毛症、乾癬、掌蹠膿疱症などの治療に有用です。
アトピー性皮膚炎などの痒みや皮疹の改善にも効果が期待できますので、従来の治療(軟膏塗布など)のみでは経過が思わしくない場合はエキシマライトの照射に通院していただくことをご提案します。
JTRAC(光線治療器、ナローバンドUVB照射装置)
エキシマライトと同様に、アトピー性皮膚炎、白斑、乾癬、掌蹠膿疱症などに効果が期待できます。
エキシマライトより多少時間はかかりますが、一度に広範囲に照射できる装置です。
全身に照射する場合は、ベッドを使用して4分割で照射します。
炭酸ガスレーザー
小腫瘍の切除・焼灼に使用します。従来のスーパーパルスモードよりもさらに残存組織のダメージが少なくて、傷がよりきれいに治るウルトラパルスモード搭載の最新機器に更新しました。
Qスイッチ・ルビーレーザー
いわゆる「しみとりレーザー」の代表機種を導入しました。
照射により、瞬間的に皮膚のメラニン色素を選択的に破壊します。
IP-30
多汗症に対して、当院の塩化アルミニウム液の効果が不十分の場合に、水道水でイオントフォレーゼを行います。
もっぱら手足の多汗症の方で使用していました。
クライオプロミニ
イボ冷凍凝固法は、クライオプロミニを使用して液体窒素をスプレーし、イボを凍らせる治療です。清潔で強さを加減しやすいので、クライオプロミニを使用しています。
子供や若い方に多いウイルス性のイボの場合は、まず第一に冷凍凝固法を行うことになります。
加齢とともに出てくる老人性のイボ(脂漏性角化症)やアクロコルドンの治療としても、冷凍凝固をすることがあります。
フスフレーゲモーター
厚くなった爪や皮膚(タコやウオノメ)を削るのに使います。ハンドピースの先端に装着した減菌済の部品を回転させ、消毒液を噴霧しながら硬いところだけ削っていきます。痛みなく清潔に処置ができます。