診療内容
ほくろ
気をつけたいほくろ
一見同じように見えるほくろですが、気をつけなくてはいけないほくろがあります。いびつなほくろ・どんどん大きくなるほくろ、足の裏に突然できたほくろ、生まれつきの大きいほくろです。心当たりのある方は、皮膚科の受診をお願いします。
いびつなほくろ・どんどん大きくなるほくろ
左右非対称な形をしていたり、数ヶ月の経過でどんどん大きくなってくるほくろは要注意です。悪性黒色腫(別名メラノーマ)という皮膚癌の可能性があります。
足の裏に突然できたほくろ
悪性黒色腫(別名メラノーマ)という皮膚癌は日本人では足の裏にできやすく、初期には良性のほくろと全く見分けがつきません。20歳を過ぎてから足の裏に大きめのほくろが出てきたら要注意です。
生まれつきの大きいほくろ
生まれつきの大きめのほくろに、後に悪性黒色腫(別名メラノーマ)という皮膚癌が生じることがまれにあります。一般的に大きければ大きいほどリスクが上がります。
ほくろの治療
炭酸ガスレーザー手術(自由診療)
炭酸ガスを利用してほくろを除去します。高エネルギーのレーザーを用いて短時間で切除するため周囲の組織のダメージが最小限で済みます。お顔にあるほくろはこの治療法で切除すると傷が目立ちにくい場合が多いです。
状況によっては通常の手術(保険診療)が適している場合があり、医師の判断で提案させて頂きます。
治療のながれ
- 局所麻酔の注射をする
- レーザーで切除する
- 傷を軟膏、絆創膏でおおう
注意点
- ※治療後は2週間ほど絆創膏で傷口を覆っていただく必要があります。
- ※ケロイド体質(傷跡が盛り上がる体質)の方は行えません。
- ※再発することがあります。
- ※傷跡のへこみがしばらく続くことがあります。
通常の手術(保険診療)
費用のめやす | 4,000円~(3割負担の場合の自己負担額) ※場所や大きさによって金額が変動します |
治療のながれ
- 局所麻酔の注射をする
- メスで切除する
- 縫合する(縫合しない場合もあります)
- 傷を軟膏、ガーゼでおおう
注意点
- ※顔では5日前後、その他の部位では7日~14日前後に抜糸を行います。それまでの間、傷口を絆創膏でおおって頂く必要があります 。
- ※顔で縫合しない場合には傷が治るまでに2週間程度かかります。