診療内容
その他よくある皮膚病
ウイルス性のイボ
クライオプロミニ という器具を使ってイボに液体窒素をスプレーして治療します。
皮膚の老化によるイボ/脂漏性角化症
ウイルス性のイボと同様に、クライオプロミニ で治療できます。場合によっては、局所麻酔のうえ切除することもあります。
→詳しくはこちらもご覧ください。
シミ・イボ
いわゆるオデキ/感染性粉瘤(かんせんせいふんりゅう)
急速に赤く腫れて痛くなってきた場合、緊急回避的に切開排膿することにより、症状が治まってきます。切開のキズや痛みは最小限になるよう配慮します。
ニキビ/尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)
薬やスキンケアで跡を残さず治すことを目指します。必要に応じて、石鹸・洗顔料、化粧品等についてのアドバイスもいたします。
→詳しくはこちらもご覧ください。
ニキビ(尋常性ざ瘡)
とびひ/伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)
早くきちんと治さないと菌交代現象により治りにくくなりますので、家庭での対処のしかたもご説明して、ご一緒に全力で治療します。
みずいぼ/伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)
ペンレスという痛みどめシールを貼っておくと、摘除の際に痛みが全くありません。湿疹や乾燥肌があるとミズイボが増えやすかったり、ミズイボのところに湿疹が出やすかったりしますが、湿疹の薬でミズイボが増える場合もありますので、ミズイボ以外の治療も注意してすすめる必要があります。
単純ヘルペス
疲れた時や紫外線をたくさん浴びた時に、同じ部位に繰り返すことが多いのですが、初期のうちに抗ウイルス剤を使用するとよく効きます。早めの受診をお勧めします。
頻繁に再発を繰り返す場合の対策もご相談ください。次回のための処方や再発予防のための処方も、要件を満たせば健康保険で可能となっています。
帯状疱疹
疲労がたまった時、病気をして体力・免疫力が落ちた時に発症します。痛みを残さないためには早めの治療が重要です。
帯状疱疹の最初の皮疹は、一見ムシササレかのように見えることもあります。そんな場合も、ウイルス抗原検査(5分で結果がでます)により、帯状疱疹の早期診断・早期治療に結びつけることができるようになりました。
多汗症
保険診療で、わき汗(脇の下の多汗症)や手汗(手のひらの多汗症)の塗り薬を処方できることがあります。
また、手足の多汗症に対して、イオントフォレーゼ による治療もできます。
他に、院内製剤で塩化アルミニウム液のご用意もあります。
皮膚腫瘍
診察のうえ、大きい病院にご紹介が必要か、経過観察でよいか、診断治療の道筋をつけます。場合によっては、当院で切除可能のこともあります。
ホクロ/色素性母斑
ホクロを取る場合は、中途半端に削ったり焼いたりしないで、残らないようしっかり切除したほうが良いと考えます。その場合どうしても、切除した痕が残るのが問題となりますが、痕が目立ちにくい部位もあります。たとえば、鼻の周りの盛り上がったホクロは比較的きれいに取ることが可能です。
→詳しくはこちらもご覧ください。
ほくろ
顔のシミ、くすみ、色むら、赤ら顔、酒さなど
ダーモスコープ等を使って正確な診断をするよう心がけています。化粧(メーク)していない状態でご来院ください。日頃お使いの化粧品(基礎化粧品やメークアップ化粧品)をすべてお持ちいただくと役に立ちます。問診票をもとに、必要があればスキンケア方法からアドバイスします。
赤ら顔、酒さ等については、内服薬(抗生物質や漢方薬)の効果が期待できる場合があります。接触皮膚炎のような治療が必要な皮膚病を合併していることもありますので、化粧をしていない状態での診察が重要です。
シミを薄くしたいというご希望に対して保険診療でできることはかなり限られています。ご希望があれば自由診療で診させていただきます。
→詳しくはこちらもご覧ください。
顔のシミが気になる方へ シミ・イボ
皮膚がん
皮膚がんが心配な時は、どうぞおみせください。ダーモスコープ という特別の拡大鏡でしっかり拝見します。皮膚がんの発生母地になることがありますので、治りにくい傷は放置しないでご相談ください。
ケロイド・肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)
状態と部位に応じて適切な治療を選択します。
症状が強い場合はステロイド局注を月1回程度行うことがあります。それほどでない場合は、塗り薬・貼り薬、シカケアの貼付、圧迫などで経過をみます。
経過をみるのに、アンテラ3Dが役立つことがあります。
原因不明の発疹
皮膚には発疹がいろいろ出ることがあります。原因がわからなかったり、長引いたりするときは皮膚科にみせてください。